日本の不動産ビジネスが改善すべき点
30 11月 2011もちろん、このバブル崩壊後の七年間、日本経済が低迷を続けてきたというのも原因の一つではありますが、何といっても日本の不動産業界が古い殻に閉じこもり続け、守り一辺倒になってしまったことが最大の原因です。「土地ほど有利な資産はない」といった古くからの土地神話や、「土地は再生できない特別な資産である」といった土地必需論だけで安心していられた呑気な時代とはもう決別するべきです。昔の体質を引きずったままで新たな展開がはかれるほど、いまの環境は甘くありません。いまこそ不動産プレーヤーの意識改革が必要なのです。世界の不動産ビジネスと比較して、日本だけが著しく劣っている点、異質な点は積極的に改善していかなければなりません。私が見たところ、日本の不動産ビジネスが改善すべき点は次の三つです。①あなたは投資家ですか、デベロッパーですか、それとも大家さんですか。もしも外国人の不動産プレーヤーにこういう質問をされたら、あなたは即答できますか。もしも即答できなければ、自分がこのなかのどれに当たるのかをよく考えてみてください。日本と世界との違いはそこから始まるのです。