自己責任原則
30 11月 2011不動産投資に対する自己責任原則が確立されていない個人投資家に、いまから投資の本質を理解させるのは至難の業だからです。不動産業界も、いたずらに不動産を小口化して個人人気にあやかるよりも、運用先に苦慮している機関投資家のファンドマネージャーに向けて、どんな不動産にどんな投資をするべきなのかといった不動産投資の教育に力を入れるべきです。まずはプロの投資家の信任を得るのが先決なのです。機関投資家が大きくて質の高い不動産に投資しない限り、日本に本格的な不動産投資市場ができるはずはありません。不動産業界はこの点を勘違いしているのではないでしょうか。不動産投資ビジネスが個人向けにターゲットを絞るのは、それから後の話にするべきです。そんな悠長なことをいっていては、銀行や証券、生保においしいところを持って行かれてしまうと心配する人もいますが、そんな心配は無用です。日本人は、それでも不動産が好きなのです。特にすべての日本人が金融資産ばかりに夢中になって、実物資産の代表である不動産投資を忘れることなど考えられません。個人投資家は必ず不動産に戻ってきます。